
無職にも「気晴らし」が必要です。
気晴らしをしなくては、そのままズブズブと気が沈んでいき、「気晴らしをしよう!」とすら思えなくなってくるからです。
気晴らしをしようと思えるのはまだいい方で、「気晴らしをしたい」とすら思えなくなってしまってはそのまま心療内科などに通うことになるかもしれません。
そうなる前に、やはり「気晴らし」は定期的に、気が沈み込む前にするべきだと思います。脳は電気信号のようになっており、1度ネガティブな考え、ワードを拾ってしまうと、次々と磁場のようにネガティブな考えやワードに引きずり込まれてしまいます。
もし、ネガティブな考えや言葉をSNSなどで受け取ってしまっている場合は、1度ネットを断つのも一つの手だと私は思います。
個人の性格にもよって個人差は出てくるとは思いますが、ネガティブ思考の人の場合、無職になり人と接する機会が減ってくるとネガティブ思考に拍車がかかってドツボにハマっていく恐れがあるでしょう。
無職でも気晴らしやストレス発散させることは、必ずおこなうべきことです。無職の方は、働いている方より時間に余裕があるため、自分自身の状況や小さな問題でも深く考えすぎる傾向にあります。
そのため劣等感を感じやすく、自分自身が無職だということに悩んだり、不安に思ったり、焦りを感じたり、人を妬んだりしてしまうことがあるでしょう。
これは本人にとっても周りの人にとっても良いことではありません。劣等感を感じない為にも、無職は気晴らしをする必要があると考えています。そこで今回は、無職に効果的な「気晴らし」の方法を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
無職になると気持ちが沈んでしまう原因とは?


無職になると気持ちが沈んでしまうのはどうしてでしょうか?まずは、「無職」になると気持ちが沈んでしまう原因を考えていきましょう。
無職になると気持ちが沈んでしまう原因1.お金がないから


無職になると気持ちが沈んでしまうのは、やはり「お金がない」という事実も大きいような気がします。収入が無くなる、もしくは少なくなり、無職のままでは生活していくことが困難になってきます。
貯金が無くなるにつれて焦りが止まらなくなります。私の場合、仕事をしていた頃の貯蓄がみるみるうちに減っていてしまうのを、通帳記入するたびに見ては気持ちが落ち込んでしまいました。
また、人とのコミュニケーションを取る機会が在職中よりも減ります。それも気持ちを沈ませてしまう原因の1つなんじゃないかと思います。
無職になると気持ちが沈んでしまう原因2.将来への不安


無職だと、収入がないため金銭面や将来への不安が浮上してしまい、気持ちが沈んでしまいます。
これだけではなく、周りの友達や成功している道を歩んでいる人などとついつい自分を比較し、劣等感や焦燥感に駆られてしまい、気持ちが沈んでしまうのです。また、僻みたくないのに僻む…というような気持ちも浮上して気持ちが沈んでしまうこともあるでしょう。
やはりそれくらい、無職になると精神面からもこのような気持ちが沈んでしまう状況が巻き起こってしまい、大変なんですよね。周りは働いているのに、「何故自分は働いていないのだろう」という不甲斐なさを感じます。
無職になると気持ちが沈んでしまう原因3.とにかく暇だから


曜日の感覚や、時間の感覚がなくなるからです。毎日が日曜日で、いつも休憩時間のような感じに陥いります。特に、一日中何も予定もないと、おおよそ自分が無価値の人間に思えてきて、気持ちがずっしりと沈んでしまいます。
無職はとにかく暇で退屈です。やるべきことがありませんから、自分でやるべきことを作らないといけません。やることを作れない場合は、退屈と真正面から向き合わなければなりません。退屈とは恐ろしいもので、続けば続くほど頭の中に嫌な考えがまとわりついてきます。
「将来どうすればよいのか」「俺はこのままでよいのか」「このままどう生きて行けばよいのか…」など、頭の中に勝手に鬱屈とした感情が言語化されて心の自問自答が始まるのです。まさに、生殺しのような感覚でした。
無職になると気持ちが沈んでしまう原因4.時間があるから


無職は、暇であったり、収入がなかったりと、自分が動きにくい状態であるのに、時間があるので、どんどん考え込んでしまうのだと思います。
大して、有職の時と無職の時の自分に差はないはずなのですが、無職に対して自分の分かりやすい評価や価値を見出せなくなると自信がなくなってしまうのです。時間に余裕があるため、小さな問題でも深く考えすぎてしまう傾向にあるということですね。
逆に、自分に対して、有職と無職での差を感じない人は、自分の価値を別に持っていると思うので、気持ちは沈まないと思います。
無職に効果的な気晴らし10の方法は?


無職にとって何が一番有効な気晴らしになるのでしょうか?ここでは、無職に効果的な「気晴らし」の方法を紹介していきます。
無職の気晴らし1.ブックオフで立ち読みする


無職でも、まだ元気があるときと無いときがあると思います。もちろん、無いときは無理をせず、ゴロゴロしているのが1番です。でも、元気があるのに気が晴れない、というときにオススメなのがブックオフに行き、本や漫画を読むことです。
買いさえしなければ無料で出入りが出来ます。もしかしたら店員さんの視線が痛いかもしれませんね。そのときは、移動を増やしてして色々な小説や漫画を読むだけでも気分転換になります。
また、本に限っては目次を見ておくだけでも役に立つことが多いです。出来れば目次だけでなく、気になった本はあらすじだけでも読んでみることをオススメします。新たな出会いがあるかも知れません。
無職の気晴らし2.日帰り温泉に行く


気晴らしというか習慣になっている事がありました。それは一週間に一回、日帰り温泉に行くことです。日帰り温泉で、色々就職活動の事を考えたり、考えをまとめるのにお風呂にゆっくりつかる事で、疲れも取れて気晴らしにもなりました。
下手にパチンコとかギャンブルに展開してしまうと、お金もかかります。しかし、日帰り温泉なら安いところは大抵500円ほどで済みます。帰りにラーメン食べて帰るのが、一週間に一回の習慣と現在でもなっています。
ただお風呂嫌いな人も、温泉ともなると気分が違うものです。とにかく、お風呂に入るのがストレス解消になるでしょう。
無職の気晴らし3.自分が一番好きなことをする


無職に効果的な気晴らしは、やはり自分が一番好きなことをする、これに限ると思います。私の場合は、旅行やドライブが気晴らしになりました。
旅行(もちろん無職なのでそこまでお金をかけることはできませんでしたが、それでも近い距離での旅行も随分気晴らしになります!)やドライブを楽しんでいました。
不思議と自宅や就職活動をしている景色から、ちょっとだけ出てみるだけでもずいぶんぐっと気持ちが楽になります。いい気晴らしになるものです。
もちろん、旅行やドライブが一番好きというわけではなければ、とにかく自分が一番好きなことをして気晴らしするのをおすすめします。ストレスを感じたのなら、やはり自分の一番好きなことをしてストレス発散をするのがベストです。
たまには思いっきりお酒を飲む。(これはお酒が好きな人、20歳以上の人に限りますが)これも、ストレス解消に、たまにはいいのではないでしょうか。また、思いっきり体を動かしてストレスを発散するというヘルシーなストレス解消方法も、秘策としておすすめです。
友達に愚痴を聞いてもらうというのもいいですが、これは友達と自分を比較して劣等感を感じている時は、ストレス解消にはならないので注意が必要ですね。
無職の気晴らし4.絵を描くこと


無職かどうかに関わらず、気晴らしの方法は人によってさまざまだとは思います。個人的に一番有効だと感じたのは、絵を描くことです。仕事をしていた時には、決まった時間しか取れませんでした。
無職の時には時間を気にせず、好きなだけ描けます。非常に有意義で贅沢な時間の使い方で、最高の気晴らしになりました。
無職の気晴らし5.読書すること


無職は圧倒的に時間があるので、気晴らしの種類も多種多様です。私は読書が趣味ですので、あらゆる本を時間を気にせずに多読しまくります。
自己啓発の本であったり、流行りの新刊であったり、漫画、雑誌、学術論文、新聞など、とにかく圧倒的に情報をインプットして気晴らししていました。
あまり、家で書を読み倒すだけだと、運動不足ですので不健康なので、ちょっと目が疲れてきたら近所を散歩などして適当に体も動かしてました。本屋で、情報収集をしたり、雑誌で休む時間を作ったり、前向きな啓発本を読んでみたりする事が気晴らしになります。
図書館でも良いと思いますが、本屋の方が新しい本を扱っているので、やはり社会と繋がっている気がしましたね。カフェがある本屋さんなどで、リラックスした時間を過ごせる事は良かったように思います。
家にいても、外に目がいかないですし、外に出てもショピングなどは、余計にしんどくなりました。本屋は、自分を見つめ直す機会としてもいいと思います。
自分の頭の中には存在しなかった論理や、情景、感情などを読書によって知ることができます。それらは、生きていく希望になりえます。「俺はまだまだやれるはずだ」と精神を高めてくれます。
少しでも、無職に向き合い、前向きな考えを見出す事だと思います。少しでいいと思います。たくさん考えると、答えを見つけたくなるので、こうしたらいいかな、とか、何が自分に向いているのかな、と言うようなざっくりした向き合い方でも良いのです。
無職について向き合えた、と言う事実からストレスが軽減できると思います。その後は、好きな事をしても罪悪感は最小限に抑えられるでしょう。
無職の気晴らし6.家事をすること


あなたが実家にいる場合、家事をすることです。無職でストレスを感じたとき、そんなことをするつもりにはなれないかもしれません。家事は意外と集中してやることが多く、気晴らしにもなります。
そして家事をやった事に対して、褒めてもらえるなどレスポンスがくると、認められた感じがしますね。一時的に役割を果たしたかのような気持ちになり、心のモヤモヤやストレスが晴れることがあります。
無職の気晴らし7.趣味に時間をかけること


趣味に時間をかけることが1番の気晴らしになるでしょう。ただし、趣味でもお金がかかってしまう上に周りに還元のない趣味は、なるべく避けたほうが良いと思います。(例えばゲームが趣味でソフトを大量購入した、車が趣味でカスタム費用にパーツを買ったなど)
既婚者は今後の生活などのために、単身者は今後の人生設計のためにもお金は残しておいたほうが絶対に良いです。趣味でもなるべくお金のかからない趣味をしましょう。ジョギングをする、筋肉トレーニングをする、絵を描くなどが良いと思います。
趣味でも、お金のかかってしまう趣味(料理、釣りなど)は、周りに還元できれば多少の金額がかかっても周囲に非難されることも少ないでしょう。趣味に時間をかけることは、良いストレス解消方法になるのではないかと思います。
無職の気晴らし8.何かやっているという実感


無職でも自分はライティングをやったり、何かやっているという事が大事だと思います。あと本を読んだり、勉強をしたり時間があるという事を、何か目的をもって過ごすというのは重要です。
とりわけ私はWEBの技術を保有していますが、自分なりにWEBの構想とか、プログラムを考えて実践してみたりします。うまくいけば気晴らしになりますし、作品を作る際、ワイヤーフレームの構想や、煩わしいプログラムをこれをコピペすれば省く事ができます。
何より時間を有効に使っているというのが重要だと思います。何かで達成感を得ることです。私の場合であれば、1.2時間でできる簡単なパズルを完成させて達成感を得ていました。
作業中は無職だという現状を忘れて作業に打ち込むことができたため、リフレッシュになりましたね。無職の時間を有意義に使うことができればストレスを感じにくくもなると思います。
無職の気晴らし9.外に出る


とにかく、家の中で一日中じっとして何もしないでいることは避けるようにします。何もしないと、時間が経つのが遅いですし、鬱々とした気分になりますね。特にすることがなくても、外へ出て散歩するとか、ドライブに行くとかすれば、ストレスをためずにリフレッシュできます。
引きこもってしまうと、そのままダラダラしてしまいます。ハローワークなり図書館なり、何か外に出る用事を作りましょう。
無職の気晴らし10.運動をすること


無職でストレスを貯めないためには、運動をすることです。運動すればたとえ無職であっても、運動後にはスッキリとした気分になり、嫌なことを考えなくてすみます。運動にとりかかるまでがなかなか大変で、これは習慣化することによって自然と身に付くようになります。
無職におすすめの方法は、「踏み台昇降」ですね。台を上り下りする運動ですが、家の中で出来るので続けやすいです。2000円くらいで踏み台がアマゾンで売っています。私はコレを買って無職の間は毎日やっていました。そのおかげで8キロ痩せることに成功しましたよ。
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