無職になると、不安や恐怖がじわじわと迫ってくる感覚になりますよね。その気持ち、痛いほど分かります。私も無職で不安だらけでした。具体的には、金銭的な不安や周囲からの厳しい目、自分との葛藤です。
無職で空白期間があることで就職が難しくなります。そのため、自分はこのまま就職ができないのではないかと大きな不安に襲われました。
無職の間は収入がなくなり、金銭的にとても不安です。”この先、いつまでも無職で居るわけにもいかない”という苦しみにも似た感情も芽生えてきます。
社会復帰できるのかどうか、将来は安泰であるかどうか、様々な不安が降りかかってきて、眠れない日もありました。この記事では、私が実際に無職の不安で押しつぶされそうになった体験談を紹介していきます。
無職になって最も不安を感じた「お金」のこと
無職になって最も不安を感じたことは、やはりお金のことです。
ここでは、どのようにお金のことで不安を感じたのか、具体的にお伝えします。
- 生活費の支払いが不安
- 「貯金が尽きたらどうしよう」という不安
- なかなか上手くいかない就職活動に不安
- お金のことで気が狂いそうになった
- 貯金がどんどん実際に減っていくこと
無職のお金の不安1.生活費の支払いが不安
無職生活で不安になったのは、ズバリ生活費をどうするかということです。
以前同じアパートに住んでいた人が電気や水道を止められたことがあり、その悲惨な状態を見ていたので、自分も同じ経験をするのかと不安でいっぱいでしたね。
家賃が負担になることがわかっていたので、安いアパートに引っ越そうかとも思いましたが、引越し資金もないのでカツカツの生活になりました。
無職のお金の不安2.「貯金が尽きたらどうしよう」という不安
お金のことが心配で、夜も眠れないほどでしたね。何をするにもお金がかかる、面接へ行く交通費ももったいなく感じました。
高校生ですら食べているファーストフードも、お金が尽きたらもう食べられなくなるのかと思うと辛かったです。世の中で自分の評価はこれほどまでに低いのかと思い、生きていても仕方ないのではないかと考えました。
普通の神経の持ち主なら、お金、将来的な人生設計、安定した職に対して、いつまでこの状態が続くのか、不安になるのが当然でしょう。街中で、「こんな人でも働けているのに、なんで俺だけこうなんだ」と思ってしまったこともあります。
無職のお金の不安3.なかなか上手くいかない就職活動に不安
なかなか就職活動が実を結ばず、とにかく、収入がないというのは不安でした。無職でも税金類は掛かりますから…。失業保険などはもらっていましたが、それだけでは辛いです。
親に電話して、涙ながらに訴えて生活費を借りることもありました。親に負担を掛けていることがすごく辛かったです。
あと、無職の期間が延びるほど、「次にまた働けるのだろうか?」という不安が増してきました。
無職のお金の不安4.お金のことで気が狂いそうになった
無職になると当然、お金は入ってきません。お金がないと生活できなくなるため、どうしようと焦りの気持ちがつのりました。
ただでさえ親が高齢で収入が少ないのに、このままでは大変なことになると不安になりました。国民年金や保険の支払いのことなどを考えると、とても気が気ではいられませんでしたね。
無職のお金の不安5.貯金がどんどん実際に減っていくこと
自分の仕事が見つからなければ、収入が0で生活をしていくことができません。親に迷惑をかけているし、この先がどうなってしまうのか金銭的な不安を感じました。自分で道を切り開かなければ、あっという間に年を取ってしまうのではないかと焦りも感じることです。
貯金がどんどん減っていくことも、本当に不安…というか恐怖でした。今まで給料から差し引かれていた健康保険料、各種年金、医療保険料なども、無職となると自分で全て支払わなければなりません。
通帳を記帳するたびに、みるみるうちに貯金が減っていくのが分かり、不安が募る一方でした。また、家賃、光熱費などの固定費、毎日の食費などの出費は絶対に必要で支出しなければならないものです。
今まで自由に使っていた趣味のお金やスポーツジム代金などは我慢し、どんどんストレスは溜まっていきました。これは、仕事をしていた時のストレスとまた違いましたね。
無職中に感じた不安と悩みの体験談
ここでは、無職中に感じた不安・悩みの体験談をお伝えします。
- 社会の役に立っていないという劣等感
- 今後の生活、将来のこと
- 以前の会社のことを考えてしまう
- 無職の開放感は短い
- 将来のことが不安になる
- 周りの目の冷たさ
無職の不安・悩み1.社会の役に立っていないという劣等感
無職は気楽ではありますが、自分は社会のなんの役にも立っていないということをまざまざと見せつけられるような感覚にも陥ります。
普通に働いていたら、年相応であれば管理職や上の役職について祐遊自適な生活を送っているんだろうなといった劣等感も少しありました。
「いつまでも無職で居るわけにもいかない」、「何らかの方法で無職を抜け出さなければならない」というのは、寝ている間もずっと考え続けていたことだと思います。
無職の不安・悩み2.今後の生活、将来のこと
無職になれば誰でも考えることですが、今後生活は出来るか、以前のように仕事ができるか、再就職は可能かなどの不安があります。
貯金を崩していき、家賃、電気、水道、ガス、食費最低限のお金がかかることが一番のしかかります。また、病院に行くためには自家用車で行くため車の維持費がかかります。
そのためにどれくらいかかるか計算するのが怖く、計算することから逃げたことは何回もありますね。現実逃避をしていました。現実から離れていくことが最終的には一番怖いです。
無職である限り、お金の不安は拭い去ることが出来ません。
無職の不安・悩み3.以前の会社のことを考えてしまう
「今ごろ会社の上司や同僚たちは何をやっているだろう」と、考えてしまうことはあります。自分が辞めてしまって、「自分が抜けた穴をちゃんと埋めてくれてるだろうか」「得意先のお客様にまで迷惑が及んでいないだろうか」など、いろいろと考えてしまいます。
もっとも、自分が抜けたせいで会社が回らなくなったら、それはそれでちょっと嬉しい気持ちになったりもしますけどね。
無職の不安・悩み4.無職の開放感は短い
あれ程望んだ朝寝坊や自由が手に入って無職生活を満喫していたとしても、充実感が味わえるのは、そう長い期間ではありません。せいぜい2、3日程度、長くても1週間と言ったところでしょう。
その期間を過ぎると、段々と自分を怠け者に思えたり、ダメな自分だと感じだして、不安や心配を覚えたりします。一番に感じる不安は、何度も言いますがやはりお金の事です。今まで懸命に貯めてきたお金が、もの凄いスピードで減っていきます。
通帳記帳をする度に、表記されている数字が私を不安にしていきました。
無職の不安・悩み5.将来のことが不安になる
無職中に考えてしまう最悪なことは、自分の将来のことです。これはかなり不安になります。自分は結婚できるのか、このまま独りぼっちなのか、職にもつけず給料ももらえないのか?と自責の念に駆られたりします。
無職でいると、当然お金が入ってきません。生活していくためにはお金が必要なので、「これからどうしよう」と焦ってしまいます。
多くの人は、やがては結婚することになりますが、無職だと結婚はできません。そもそも、恋愛のスタートラインにすら立つことができません。
結婚できないと、年を取った時ひとりぼっちになってしまいますし、自分はどうなってしまうのだろうと不安になります。私の場合は病気により無職になったので、病気の症状もとても心配でした。
無職の不安・悩み6.周りの目の冷たさ
また、無職では周りからの目も厳しいです。「自分は周りにどのように思われているのだろう」といつも考えてしまいます。
そして、無職であることを知られたくないと強く思います。両親からの視線も厳しいものでした。
彼らは私の病気に対してあまり理解してくれませんでした。ですので、両親の目については常に考えていたと思います。
無職の不安で押しつぶされそうなら就職するしかない!
無職になると、さまざまな不安は襲っていきます。その中でも一番不安になるのが、お金の不安です。
一度フリーターになってしまうとますます正社員への道が遠のいてしまいます。将来への不安はなくならず、負のスパイラルにはまってしまうのです。
無職の不安から抜け出すには、正社員として就職するしかありません。正社員なら地位も安定しており、給料も毎月安定してもらえるからです。
無職になったら気が付くことですが、毎月決まった日に決まった給料が振り込まれるというのは、非常にありがたいことでしょう。無職でいれば不安が増すばかりですから、いち早く就職先を見つけなければいけません。
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