秘書になるには、「求人サイトから応募する」「就職後に異動を申し出る」「大学や専門学校を通して就職する」「転職エージェントを活用する」の4つのルートがあります。
本記事では、各ルートについての詳しい解説・必要な資格などについて紹介します。
- 秘書に必要なスキル
- 向いてる人・向いてない人の特徴
- 転職を成功させる方法
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秘書になるには?就職・転職のルート


秘書になるためには、以下4つの就職・転職のルートがあります。
それぞれの特徴や詳細について解説していきます。
求人サイトの「秘書求人」から応募する
中途採用の求人から探す方法です。インターネットや求人サイトで検索すれば多数ヒットしますが、自分1人で転職活動を進めるのはおすすめしません。
求人サイトでは入手できる情報が限られ、市場調査・応募書類の作成・面接対策など、全て1人で対応しなければならないためです。
企業就職後、秘書室に異動する
秘書になる一般的な方法です。事務や経理など、社内業務を一通り身につけた後に異動を申し出ます。
ただ、いきなり申し出るのではなく、事前に秘書職に興味があることを上司や人事部に伝えておくことが重要です。
部署異動に関する規定や手続きに従って、正式に秘書職への申請を行い、受理されれば転属されます。
大学や専門学校から秘書として就職する
秘書専門の大学や専門学校は存在しません。希望企業があるなら、関連した学部で知識を学び、新卒として入社を目指すのが一般的です。
大学で一般教養や専門分野を学び、秘書業務に役立てられます。
専門学校の中には、秘書実務検定2級を目標に掲げ、2年間で必要な知識・心構え・実務方法などを学べるところもあります。
転職エージェントに秘書求人を紹介してもらう
最もおすすめの方法です。秘書求人は案件数が少ないので、効率的に転職活動を行うためにも、プロのサポートを受けるのがおすすめです。
転職エージェントを活用すれば自己分析・市場調査をサポートしてもらえたり、非公開求人を紹介してもらえたり、選考対策を講じてもらえたりと、さまざまなメリットが受けられます。


秘書になるために必要な資格


秘書になるために必要な資格は特にありませんが、保有してれば有利になるものをいくつか紹介します。
- ビジネスマナー検定
- 秘書検定
- TOEICやTOEFLなどの語学検定
- パソコン技能検定
ビジネスに必要な一般教養やマナー、情報管理や文書作成などIT関連スキルを持っていれば、秘書転職を有利に進められるでしょう。
秘書になるために必要なスキル


秘書になるために必要なスキルを5つ紹介します。
- 一般教養とビジネスマナー
- WordやExcelなどのPCスキル
- 高いコミュニケーション力
- マルチタスクをこなす力
- スケジュール管理能力
一般教養は社内外とのスムーズなコミュニケーションに必要です。また、経営陣や取引先と接するためのビジネスマナーやPCスキルも重要です。
良好な人間関係を築くためには高いコミュニケーション力が求められ、複数のタスクを同時に管理するためのスキルも必要です。
上司の会議・出張・休暇など、すべての予定を把握し調整するスケジュール管理能力も秘書には欠かせません。
秘書に向いてる人・向いてない人の特徴


秘書に向いてる人・向いてない人の特徴を紹介します。
合計10個、特徴を紹介します。当てはまる点がいくつあるかチェックしてみてください。
秘書に向いてる人の特徴
以下の特徴に当てはまる方は、秘書に向いています。
- コミュニケーションスキルがある
- 一般教養やビジネスマナーを習得している
- PCスキルがある
- 正確かつスピーディに業務を進められる
- スケジュール管理が得意
- マルチタスクをこなせる力がある
秘書は上司・同僚・クライアントなどと接するため、コミュニケーションスキルが重要です。コミュニケーションをとることで、情報伝達がスムーズになり、仕事の質が向上します。
ビジネスマナーと一般教養は、社会的に正しい行動を行うための基礎で、PCスキルも日々の業務で必須です。
秘書の仕事は時間との戦いで、集中力・効率性・注意力が求められます。また、計画性・組織性・柔軟な対応力を持ったスケジュール管理能力も必要です。
秘書に向いてない人の特徴
以下の特徴に当てはまる方は、秘書に向いていません。
- コミュニケーションが苦手
- 裏方の仕事が苦手
- マルチタスクや臨機応変な対応が苦手
- 時間にルーズ
秘書は多くの人とのコミュニケーションを必要とし、時には社長の意向を社員やクライアントの前で発言することが求められます。
一度に多くの仕事をこなし、予期せぬ事態にも対応できる能力も必要です。さらにスケジュール管理能力が必要なため、時間にルーズな人も秘書には向いていません。
秘書になりたい人が利用すべき転職エージェント
秘書になりたい人が利用すべき転職エージェントを3つ紹介します。
いずれも実績豊富なエージェントばかりです。登録して秘書転職への成功を目指しましょう。
パソナキャリア
名前 | パソナキャリア |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:32,875件 非公開求人:非公開 (2023年10月13日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://www.pasonacareer.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | 株式会社パソナ |
拠点 | 東京都港区南青山 3-1-30 PASONA SQUARE 8F都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |


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- 求人数の多さ
- 4
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- 取り扱い
業種数 - 4
- 取り扱い
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- 5
- 利用者満足度
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- 4
- サポート
対応
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- 利用実績
- 5
- オリコン顧客満足度調査4年連続No.1
- 年収アップ率67.1%と非常に高い
- ハイクラス求人の掲載多数
パソナキャリアは企業と転職者の「マッチング力」と「提案力」に定評があり、オリコン顧客満足度調査では4年連続No.1を獲得しているエージェントです。
30,000社以上の公開求人を保有しており、約半数が年収800万以上のハイクラス向け案件です。これまで25万人以上の転職支援実績があり、利用者の67.1%が年収アップに成功しています。
キャリアアドバイザーの親身なカウンセリングや選考対策など、年収アップに向けた転職サポートを受けられるのも特徴です。
2023年7月15日現在、「秘書」で検索したところ、127件の求人が確認できました。
パソナキャリアに登録をして、秘書転職を成功させましょう。
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リクルートエージェント
名前 | リクルートエージェント |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:416,891件 非公開求人:300,325件 (2023年10月19日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代~60代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | 可 |
得意分野・業界 | 全業界、全職種 |
公式HP | https://www.r-agent.com/ |
詳細を見る
運営会社名 | 株式会社リクルート |
拠点 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | あり |
連絡手段 | メール、電話 |


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- 求人数の多さ
- 5
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- 取り扱い
業種数 - 5
- 取り扱い
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- 5
- 利用者満足度
-
- 4
- サポート
対応
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- 利用実績
- 5
- 業界トップクラスの求人数
- 経験豊富なキャリアアドバイザーが多数
- 勤務地・職種で絞り込み選択が可能
リクルートエージェントは、公開・非公開を合わせて65万件以上の求人を保有する転職支援実績No.1のエージェントです。
さまざまな業界・職種に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しているので、最新の市場・企業情報など、転職に役立つ内容が得られます。
転職を経験しているキャリアアドバイザーが多いため、求職者ならではの悩みも理解したうえで、書類添削や面接対策などの充実したサポートが受けられます。
2023年7月15日現在、「秘書」で検索したところ、987件の求人が確認できました。
業界最大級の求人を保有しているリクルートエージェントなら、多くの秘書案件と出会うことが出来るでしょう。
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ロバート・ウォルターズ
名前 | ロバート・ウォルターズ |
料金 | 無料 |
求人数 | 公開求人:1,868件 非公開求人:非公開 (2023年10月13日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年代 | 20代〜50代 |
対応エリア | 関東・関西地方 |
オンライン面談 | あり |
得意分野・業界 | 外資系・日系グローバル企業への転職 |
公式HP | https://www.robertwalters.co.jp/ |
詳細を見る
運営会社名 | ロバート・ウォルターズ・ジャパン |
拠点 | ・東京オフィス 東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル14階 ・大阪オフィス 大阪府大阪市北区豊崎3-19-3 ピアスタワー15階 |
書類添削の有無 | あり |
面接対策の有無 | あり |
スカウト機能の有無 | なし |
連絡手段 | メール、電話 |


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- 求人数の多さ
- 3
-
- 取り扱い
業種数 - 3
- 取り扱い
-
- 4
- 利用者満足度
-
- 4
- サポート
対応
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- 利用実績
- 4
- 外資系・日系グローバル企業の転職に強い
- 30年以上の転職・採用支援実績がある
- 世界31か国にサービスを展開している
ロバート・ウォルターズは世界31か国に拠点を持ち、30年以上の転職・採用支援実績があるエージェントです。
外資系・日系グローバル企業の転職に強く、他の求人サイトにはない非公開求人を紹介してくれるのが特徴です。
2023年7月15日現在、「秘書」で確認したところ、46件の求人が確認できました。
IT・メーカー・金融・消費財・自動車など、さまざまな業界の外資系求人を保有しているので、キャリアアップを目指している20〜50代の方におすすめです。
\30年以上の転職支援実績/


秘書転職を成功させるには?


秘書転職を成功させる方法を2つ紹介します。
- 秘書転職に強いエージェントを併用する
- 秘書に必要な資格やスキルを身につける
エージェントは、あなたの経験・スキル・将来の目標に基づいて最適な転職先を探すプロです。秘書転職に強いエージェントを併用することで、さまざまな非公開求人を紹介してもらえます。
ビジネスマナー・コミュニケーション力・スケジュール管理能力・PCスキルなど、秘書に必要な資格やスキルを身につけることで、転職の成功確率を上げられます。


秘書の転職市場


社内異動で秘書になるケースも多く、求人自体が少ないため、転職難易度は高いです。
秘書になりたいなら、転職エージェントから最新の市場情報をもらったり、非公開求人を紹介してもらったりするのが、成功への近道と言えます。
秘書の仕事内容


秘書の仕事は多岐にわたり、業務内容は日によって大きく異なります。具体的な仕事内容は、以下の通りです。
- スケジュールの管理
- 書類の整理
- 会議の準備と進行
- 情報の収集と整理
- 電話やメールの対応
- 上司や従業員のサポート
上司の代理人として重要な意思決定を行ったり、クライアントとのやり取りを担当したりすることもあります。
さまざまな人々とコミュニケーションをとる機会が多いため、新しい出会いや経験ができるのは、秘書のやりがいと言えるでしょう。
秘書の平均年収


秘書の平均年収は約400万円です。月収は約24万円で、外資系の秘書になると平均年収は1,000万円を超える企業もあります。
国税庁が発表した「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、全国の平均年収は443万円です。秘書の平均年収は全国平均よりも少し低いことが分かります。
よくある質問


秘書に関するよくある質問を4つ紹介します。
秘書転職を目指すうえで、気になる点をまとめましたので参考にしてください。
秘書の仕事はしんどい・大変って本当?
秘書の仕事がしんどい・大変と言われる所以は、以下の理由が挙げられます。
- 勤務時間が不規則になりがち
- 上司に合わせて行動しなければいけない
- プレッシャーを感じやすい
秘書は上司や従業員のスケジュールに合わせて行動することが多いため、勤務時間が不規則になりがちです。
また上司に合わせて働くことに、ストレスを感じてしまう人もいるでしょう。
上司のサポートは、その人の業績に直接的な影響を与えます。結果に対してプレッシャーを感じる人も少なくありません。
未経験で秘書になれる?
未経験で秘書になるのは難易度が非常に高いです。まずは転職をして社内異動を目指すか、未経験可能な求人に応募するかのどちらかになります。
いずれにしても自分だけの力では転職成功は難しいので、エージェントへの相談は必須です。
新卒で秘書になるには?
新卒で秘書を募集するケースはほとんどありません。
希望する企業への転職を目指すことが最優先です。
大企業の秘書になるには?
大企業の秘書になるのは、簡単なことではありません。まず秘書として必要なスキルを身につけたり、役立つ資格を取得したりすることが重要です。
その後、秘書求人を探りつつ、希望する大企業への転職を目指します。大企業への中途入社には転職エージェントの利用が欠かせません。
秘書になるには転職エージェントの利用が効果的!
秘書になるには、「求人サイトから応募する」「企業に就職後、異動する」「大学や専門学校から就職する」「転職エージェントに紹介してもらう」の4つの選択肢があります。
ただ秘書求人は少ないので、プロのサポートを受けながら、効率的に案件紹介をしてくれるエージェントの活用がおすすめです。
パソナキャリアなら、中小や大企業の秘書案件や非公開求人を多数保有しており、カウンセリングや年収アップに向けたサポートも充実しています。
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