仕事を辞めるときは、直属の上司に退職する旨を伝える必要があります。この記事では、新卒で退職を言い出すことが気まずい理由から退職を切り出す方法、退職を切り出せないときに利用したいおすすめの退職代行サービスを紹介します。
- 辞める時期・タイミングはいつがいいのか?
- 新卒の退職で気まずさを軽減させる方法
- 辞めたいと言えない新卒におすすめの退職代行サービス
どうしても退職が言い出せないときは退職代行を利用しましょう!退職代行を利用すれば、職歴も傷つけず即日で出勤する必要がなくなります。
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新卒で退職を言い出すのが気まずい理由


新卒で退職を言い出すのが気まずいと言われる理由は、下記の3つが挙げられます。
- 新卒の退職は少数派なので、他人の目が気になるから
- 退職が初めてで、どうすればいいか分からないから
- 退職後の仕事や生活を考えると怖いから
新卒は中堅社員・ベテラン社員に比べて社会経験が少ないため、会社に退職する旨を伝えることが気まずいと考える方が多くいます。
ここからは、3つの項目について詳しく紹介します。
新卒の退職は少数派なので、他人の目が気になるから
新卒の退職が気まずいのは、退職する新卒が少数で他人の目が気になるためです。厚生労働省の調査によると、2020年3月卒の社会人が1年目で退職した割合は次のとおりです。
最終学歴 | 1年目で退職した新卒の割合 |
高卒 | 15.0% |
短大卒 | 16.2% |
大卒 | 10.6% |
(参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」)
退職を検討する新卒が少ない分、周りと比べて「根性がない」「社会人としての自覚がない」など、他人から批判的な目で見られることも珍しくありません。
特に新卒でベンチャー企業を辞めたいという人は社内の人数が少ないので他の新卒よりも気まずくなるため、「退職を言いずらい」となってしまいます。
退職が初めてで、どうすればいいかわからないから
「退職が初めてでどうすればいいかわからない」ことも、新卒で退職を言い出すことが気まずい理由の一つです。
新卒後正社員として働き出すと、バイトのように仕事を簡単に辞められるわけではありません。職場の上司に辞めることを伝えて、携わっていた仕事を他の社員に引き継ぐ必要があります。
職場で退職した方がいる場合は、どのような手順で退職を進めたのかを聞くと、仕事を辞めるまでの流れを把握できるでしょう。


退職後の仕事や生活を考えると怖いから
退職後の仕事や生活を考えると怖いことから、退職を言い出すことが気まずいと考える新卒も一定数存在します。
何も備えがないまま退職すると、「収入が途絶える」「次の仕事が絶対に見つかるとは言えない」などの怖さが付きまといます。
今の仕事を退職したいものの、ある程度の期間までは我慢できる方は、「貯金を蓄える」「次の仕事を見つけてから退職する」などの準備がおすすめです。


辞める時期・タイミングはいつがいいのか?


仕事を辞めるときは、次の時期・タイミングを狙いましょう。
- 社会保険(健康保険・年金)を考慮した日
- 人事異動の前や繁忙期以外の期間
- 新卒や中途採用が多い3月
基本的には、職場の繁忙期を避けて退職してください。繁忙期に退職すると、職場と揉めるケースが多く、円満退職が望めません。
退職することに気まずさを残したくない方は、引き継ぎなどを考慮し、退職希望日の1〜3か月前に直属の上司に退職する旨を伝えましょう。
ここからは、3つの時期が退職するタイミングの狙い目である理由を詳しく紹介します。
社会保険(健康保険・年金)を考慮した日
仕事を辞める際は、社会保険(健康保険・年金)を考慮した日を選びましょう。月の途中で退職すると健康保険・厚生年金から国民健康保険・国民年金に切り替わり、社会保険を全額自己負担しなければなりません。
一方で、退職日が月の最終日であれば、社会保険料は退職月分も健康保険・厚生年金として徴収されます。その際は、退職月分に加えて前月分の社会保険料も合算されて徴収される点は知っておいてください。
社会保険が切り替わることにわずらわしさを感じる方は、退職日を月末の最終日に設定することがおすすめです。
人事異動の前や繁忙期以外の期間
人事異動の前や繁忙期以外の期間も、仕事を辞めるタイミングとしておすすめです。業務に差し支えが出にくく引き継ぎしやすいため、退職する方のほとんどはこの時期を選びます。
一方で、人事異動が行われた後・繁忙期を辞める時期に選ぶと、直属の上司だけでなく人事部などからも非難を受けるかもしれません。
人事異動の後に退職を申し出ると配置転換を再びする必要があり、業務の進行に迷惑をかけてしまいます。繁忙期を退職時期に選ぶと、今まで携わっていた仕事が同僚に割り振られる分、周囲の負担が増します。


新卒や中途採用が多い3月
新卒や中途採用が増える3月も、仕事を辞める時期に適しています。自分が仕事を辞めても、他の社員で仕事をカバーしやすく、退職する気まずさが少なくなります。
3月退職を希望する場合は、前年の12月ごろに退職したい旨を直属の上司に伝えることがおすすめです。退職まで3ヶ月程度の期間があるため、仕事の引き継ぎが十分に行えます。
新卒の退職で気まずさを軽減させる方法


退職することは、仕事の経験年数に関係なく気まずさを感じる方がほとんどです。新卒の退職で気まずさを軽減させたい方は、次の方法を実践しましょう。
- ネガティブな退職理由は伝えずに辞める
- 退職に批判的な人とは距離を置く
- 退職日までに引き継ぎ業務を完璧に終わらせる
以下では、気まずさを軽減させる3つの方法について詳しく紹介します。


ネガティブな退職理由は伝えずに辞める
退職するときは、ネガティブな理由を伝えずに辞めましょう。ネガティブな退職理由を伝えると、直属の上司・同僚にマイナスイメージを与えてしまいます。そのため、下記の退職理由は話さないことが大切です。
- 給料が低い
- 〇〇さんがいるから仕事が楽しくない
- 仕事にやりがいを感じない
特に、特定の社員を蹴落とす退職理由を伝えることは控えてください。特定の社員だけでなく自分の評価を悪くすることにもつながります。
退職に批判的な人とは距離を置く
退職に批判的な人とは距離を置くことも、気まずさを軽減させる方法として有効です。職場の中には、退職に対して肯定的な社員がいる一方で、批判的な考えを持つ方も一定数存在します。
退職に批判的な方と過ごすと、「退職することが間違っているのか」「退職することは悪いことなのか」など、自分が進みたいキャリアに疑問を持つ可能性があります。他にも、嫌味・陰口を言われて自己肯定感が下がるケースもゼロではありません。
退職日までに引き継ぎ業務を完璧に終わらせる
退職する気まずさを軽減させたい方は、退職日までに引き継ぎ業務を完璧に終わらせることが大切です。仕事をきちんとしている方に対して、批判的な意見は集まりません。
仕事量にもよりますが、引き継ぎ業務を完璧に終わらせるには、退職することを決めた段階から少しずつ引き継ぎ業務の準備を進めることがおすすめです。
例えば、パソコン内のフォルダーを整理したり、難しい業務に関しては効率よく作業できる方法をメモに残したりするなど、時間がかかりそうな引き継ぎ業務は早めに取りかかりましょう。


辞めたいと言いづらい新卒が準備すべきこと


「辞めたい」と言いづらい新卒は、次の準備を進めることをおすすめします。
- 引き止められない理由を用意しておく
- 辞めるまでの仕事のスケジュールを把握して辞める時期を想定する
- 退職の意思を強く持つ
退職するまでの準備を整えると退職する意思が固まり、自信を持って辞めたいと伝えられるでしょう。
ここからは、新卒が準備すべきことを詳しく紹介します。


引き止められない理由を用意しておく
退職する際は、引き止められない理由を用意しておくことが大切です。具体的には、次の理由を用意すると、引き止められにくくなります。
- 今の仕事を通して本当にやりたい仕事が見つかった
- 家庭の都合上、今の働き方を変えたい
- 自分の夢を実現したい
「それだと仕方がないよね」と直属の上司・同僚が納得する前向きな理由を準備することが大切です。
また、上記のような前向きな理由であれば、退職する際に周囲から背中を押してもらえるかもしれません。


辞めるまでの仕事のスケジュールを把握して辞める時期を想定する
退職する際は、辞めるまでの仕事のスケジュールを把握し、辞める期間を想定することが大切です。仕事のスケジュールを把握せず繁忙期に退職を伝えると、高確率で引き止められます。
円滑に退職したい方は、繁忙期を避けながら退職日の3か月前に仕事を辞めたいことを直属の上司に伝えましょう。退職日までにある程度の期間を設けておけば、引き継ぎ業務を完璧にできるため、トラブルなく円満退社できます。
退職の意思を強く持つ
仕事を辞める際は、退職の意思を強く持つことが大切です。退職する意思を強く持てば、「辞めたい」と言いづらい気持ちがなくなります。
一方で、退職する意思が弱いと、引き止められたときに「なぜ仕事を辞めたいのか」を直属の上司に強く説得できません。
退職したいものの意思が弱い方は、なぜ退職したいのかを自分の中で深く問いただしていくと、退職する意思が強くなります。また、今の職場で抱えている悩み・不安をノートなどに書き出すことも、退職する意思が強くなる方法の一つです。
退職代行を利用した方がいい人の特徴


近年は、自分で退職する旨を伝える以外に、退職代行を利用して仕事を辞める方法もあります。退職代行は自分に代わって仕事を辞めることを会社に伝えてもらうサービスです。お金はかかりますが、下記の特徴がある方は退職代行の利用が適しています。
- 辞める理由が考えられない
- 周りから白い目で見られそうで怖い
- 退職の切り出し方がわからない
- 辞めることを伝えた上司と気まずい雰囲気になりたくない
基本的には、自分一人で退職する旨を伝えることに不安がある方は、退職代行の利用がおすすめです。特に、新卒は会社に馴染んで間もないことから、退職代行を利用する方が多くいます。
どうしても退職を言いづらいときにおすすめの退職方法


どうしても退職を言いづらいときは、次の方法で退職することをおすすめします。
- 転職エージェントへ相談する
- 退職代行を利用する
退職を言いづらい方が、転職エージェントや退職代行に頼るべき理由は、以下で紹介します。
転職エージェントへ相談する
退職を言いづらいときは、転職エージェントに相談しましょう。転職エージェントでは、これまでにさまざまな利用者の転職・退職を見てきているため、退職が言いづらい方に対して適切なアドバイスができます。
退職に関する相談をしたい場合は、豊富な転職支援実績があるリクルートエージェント・dodaなどの転職エージェントの利用がおすすめです。
ただし、転職エージェントは利用者の転職支援をするサービスです。仕事を辞めることだけを目的に転職エージェントを利用するのは、相談に乗ってもらうキャリコンサルタントに迷惑がかかります。
そのため、転職エージェントへ相談する際は、退職を言い出すアドバイスと転職支援を同時に受けましょう。
退職代行を利用する
さまざまな準備をしても直属の上司に退職を言いづらいときは、退職代行を利用しましょう。退職代行を利用すれば、利用者の代わりに退職代行業者が退職したい旨を会社に伝えてくれます。
そのため、利用者が直属の上司などに顔を合わせなくても退職できます。退職代行サービスによっては、相談した当日に退職することが可能です。
ただし、退職代行に理解を示さない会社もあるため、できる限りは自分で退職したい旨を伝えることをおすすめします。
辞めたいと言えない新卒におすすめの退職代行サービス
「辞めたい」と言えない新卒は、下記の退職代行サービスの利用がおすすめです。
- 退職代行ガーディアン
- 退職110番
退職代行ガーディアンと退職110番は、利用者からの評判が良く、新卒におすすめできるサービスです。
ここからは、退職代行ガーディアンと退職110番の特徴を紹介します。
退職代行ガーディアン
名前 | ガーディアン |
利用料金 | 29,800円 |
運営組織 | 東京労働経済組合 |
LINE対応 | あり |
返金保証 | なし |
転職支援 | なし |
公式HP | https://taisyokudaiko.jp/ |
退職代行ガーディアンは、東京都労働委員会に認証されている違法性がない退職代行サービスです。法律に則って退職代行を行うため、安全かつ確実に円満退社できます。これまでに「退職代行に失敗した」という事例は一度もありません。
退職代行ガーディアンの利用者の中には、新卒も多くいます。退職代行ガーディアンの公式HPに掲載されている、入社1年目の方が利用した口コミは次のとおりです。




引用:退職代行ガーディアン
退職代行ガーディアンの利用料金は、業種・地域・年齢に関係なく一律で29,800円となっています。相談回数・退職期間などで追加料金がかかることもないため、安心して利用できます。
安心できる退職代行サービスを利用して円満退職したい方は、退職代行ガーディアンの利用を検討してみましょう。
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退職110番
名前 | 退職110番 |
利用料金 | 43,800円 |
運営組織 | 弁護士法人あおば |
LINE対応 | なし |
返金保証 | あり |
転職支援 | なし |
公式HP | https://aoba.lawyer/taishoku110/ |
退職110番は、相川祐一郎弁護士が運営する退職代行サービスです。弁護士が退職代行をするため、会社へ退職意思を伝達するほか、退職書類の作成・有給休暇の調整・残業代の請求など、退職にかかわるほぼすべてのサポートを受けられます。
退職代行サービスには「弁護士が運営するサービス」と「弁護士以外が運営するサービスが」あります。弁護士以外が運営するサービスでは、退職書類の作成・有給休暇の調整などを依頼できません。
サービスが充実しているため、「退職に必要な書類がわからない」「有給休暇を完全に取得できるか不安」など、退職が初めての新卒であっても退職110番は安心して利用できると言えます。
利用料金は43,800円〜となっており、退職代行サービスの中ではやや高い部類です。しかし、利用料金が高い分、「返金保証がある」「弁護士にサポートしてもらえるためトラブルになりにくい」などのメリットが多数存在します。
退職110番は確実に退職したい方はもちろん、残業未払い・セクハラやパワハラなどの裁判に発展するトラブルを抱えている方にもおすすめです。
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新卒が退職を言いづらい時は退職代行を利用しよう!
新卒は社会人経験が少ない分、退職を言い出すことが気まずいと考える方が多くいます。自分で退職を言い出せないときは、退職代行を利用するとスムーズに退職できます。
新卒が退職代行サービスを利用する際は、退職代行ガーディアン・退職110番がおすすめです。どちらも、退職が初めての新卒が安心して利用できるサービスを整えています。
退職代行サービスを利用するか迷っている新卒は、退職代行ガーディアンもしくは退職110番の利用を検討してみてください。
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