学歴不問の職業は「きつい・汚い・危険」のいわゆる「3K」と呼ばれる職場をイメージする人も多いのではないでしょうか。
しかし、それはひと昔前のこと。今はプログラマーや販売員など、学歴を重視しない職業も増えてきています。
本記事では、学歴に自信がない人におすすめの職業を紹介します。
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学歴に左右されにくい職業7選
学歴が関係ない職業の多くは、スキルや経験が重要視される傾向が高いです。
ここでは、学歴が関係ない職業を7種類紹介します。
アパレル店員
アパレル店員は、百貨店やブティックなどのアパレルショップで、洋服や雑貨をお客様に販売する接客業です。
そのため、学歴よりもコミュニケーション能力に自信がある、人あたりが良い、マナーに自信があるといった面を重視される傾向があります。
直接顧客と関わるため、感謝の気持ちや顧客からの評価を受け取りやすく、個人のスキルや実績が評価に直結していることが特徴です。
また、日々異なる顧客と接するため、ルーティーンではなく、刺激と変化のある生活が送れるのも魅力です。


料理人
食材の管理、調理、盛り付け、衛生管理などを行う料理人は、調理補助などの見習い的ポジションからの求人が多く、学歴や実務経験が乏しい場合にも挑戦しやすい職業です。
また、2年以上の実務経験を積めば、調理師試験の受験資格が得られます。
調理師免許を取得すれば、給料や信頼度が高まるといったメリットもあるため、ステップアップを目指す人にもおすすめです。
運転手
運転手はタクシーやバス、企業のお抱え運転手など、車を運転する仕事です。
車両の運転免許は必要ですが、免許は学歴は関係なく取得できるため、学歴にハンディキャップを抱えている人でも問題ありません。
特にお抱え運転手の場合、運転業務の他は待機するのも仕事になるので、純粋に運転が好きな人やスキルに自信がある人、待ち時間が苦でない人には向いている仕事といえます。
プログラマー
転職サイトでもよく見かけるのがプログラマーです。
コンピューターを動かす「プログラム言語」を用い、さまざまなシステムやソフトウェアを作る仕事で、IT化の進む現代において、需要が高まっている職業です。
小学校でも「プログラミング」の授業が取り入れられるなど、国がプログラマーを重要な職業と位置付けているともいえます。
プログラマーはコツコツとパソコンに向かう集中力がある人の他に、物事を論理的に考えることができる、細かい作業が得意といった人に向いている仕事です。
急速なIT化により、人手不足となっているため、学歴よりも自社で研修プログラムを用意し、人材育成に力を入れている企業も少なくありません。
大工
大工は専門的な技術が求められる一方で、学歴不問とされる場合が多い仕事です。
後継者不足のため、幅広く人材を募集しており、未経験者歓迎とされていることが多いのが特徴です。
実際の業務を通して技術を身につけ、資格取得やキャリア形成が可能です。
また、専門的な知識や技術が習得できるため、経験を積めば将来的に独立しやすい職業でもあります。
警察官
公務員というと、かたいイメージのため、学歴必須と思われがちですが、意外にも学歴を問わない職種もあります。
なかでも警察官は、学歴による制限はありません。
試験の枠は「高校卒業程度」「大学卒業程度」と分けられているものの、学歴を問わない採用条件になっています。
また、年齢制限はありますが雇用が安定しているのも特徴です。
人の役に立ちたい、命を守りたいといった強い使命感を持っている人におすすめの職業です。
警備員
警備員は住宅や会社、イベント会場の警備をするのが仕事です。
学歴よりも武道経験や体力を求められることが多く、かつ求人も豊富であり、就職しやすいのが特徴です。
安全を守るという仕事のため、やりがいも感じられる職業です。
学歴は転職活動に影響する? 今どき転職業界事情
ここでは、転職の際にどの程度学歴が影響するのかと、学歴不問の業種について紹介します。
企業が学歴が条件に設定する2つの理由
企業が求人を出す際に学歴を条件とする理由としては、主に以下2つがあげられます。
- 募集が殺到するのを防ぐための足切りのため
- 技術職などで専門知識を必要とするため
前者の場合「大卒以上」などの条件が設定されている企業であっても、必須であるとは限りません。
どうしてもその仕事に就きたいなら、学歴の不足分を埋めるスキルや実績をアピールしつつ、応募してみるのも一つの方法です。
新卒採用との違い
学歴がないと求人応募の際に不利になると思われがちですが、その多くは新卒採用の場でのこと。
新卒は社会人経験がない人が大半を占めているため、学歴は会社にとって貴重な判断基準となるのです。
しかし転職活動では、学歴以上に前職でつちかった経験やそれまでの経歴が重視されます。
転職時に履歴書とともに職務経歴書を提出するのは、その人のキャリアから会社にどれだけ貢献してくれそうかを判断したいと、多くの会社が考えていることの表れです。
学歴が関係ない職業につくためには
これまでご説明したとおり、転職活動において、学歴がすべてではありません。
ここでは、実際に転職するために、具体的にどうすればよいのか解説します。
資格を取得する
実は、資格を取得することで、学歴に関係なく転職しやすい職業があります。
例えばファイナンシャルプランナーや司法書士、宅地建物取引士などの資格は、持っていることで手当がついたり、一生続けることのできる仕事です。
ただし、これらの資格は比較的難易度が高くなるので、取得を目指すのであれば、それなりの時間と労力をかける覚悟はもっておきましょう。
書類選考のない求人を探す
学歴に自信がない場合、一次選考で書類選考のない求人を探すのも一つの方法です。
一般的には一次選考で書類選考を設けている企業が多いですが、求人の中には書類選考なしで面接まで進めるものもあります。
書類選考の段階で学歴を理由に足切りされることはありませんので、意欲やスキル、実績などアピールできる材料をそろえて、面接にいどみましょう。
転職エージェントに登録する
どうやって仕事を探せばいいかわからない、自分で就職先を探したもののなかなかいい仕事が見つからないという場合は、転職エージェントに登録するのがおすすめです。
転職エージェントは人材紹介のプロですから、求人情報の中から条件に見合ったものを紹介してくれます。
また、転職活動全般の相談に乗ってくれるので、履歴書の添削や模擬面接もできるのが大きなメリットです。
さらに、選考の日程調整や条件の交渉など、企業との調整も行ってくれるので、働きながら転職活動をする場合には、かなり心強い味方となります。
転職エージェントは無料で利用できるため、まずは登録をして情報収集してみましょう。
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